金のランプ

金のランプ

金のランプがあかあかとまわりを照らしていました。

「おてんとうさまより、よっぽどわたしのほうが明るいわ」とランプは自慢していましたが、ふっと風が吹いてきてランプの火が消えてしまいました。

女の子がランプに火をつけながらこういいました。「また、明るくてらしてね、でもあんたよりおてんとうさまやおつきさまの方が、いつまでも消えなくて、あかるいべさ。」